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★慰安婦博物館の設立推進=調査研究を強化-韓国女性相
【ソウル時事】韓国の鄭鉉栢女性家族相は10日、ソウルの歴史博物館で
開かれている慰安婦関連の展示を視察し、「日本軍慰安婦博物館」の
設立を進める構想を明らかにした。女性家族省当局者によると、
旧日本軍の慰安婦のみを扱う博物館が設置されれば初めてとなる。
ただ、「まだ検討段階で、具体的な計画や予算などはない」という。
鄭氏はあいさつで、「博物館を通じ、(慰安婦に関する)より安定的かつ
体系的な調査研究事業を推進し、次世代への教育も強化していく」と強調。
「博物館は、戦争や人権侵害に反対するすべての人々のための世界的な
聖地になるだろう」と述べた。
また、慰安婦問題に関する日韓政府合意について「受け入れられないという
おばあさん(元慰安婦)や市民団体の声をよく聞く。何よりも被害を受けた
当事者や市民団体の立場を十分に聞き、反映させていく過程が重要だ」と指摘。
「今後、元慰安婦を一人ひとり訪ね、元慰安婦や市民団体の意見を関係部署に
積極的に伝えていく」と語った。
鄭氏は展示視察に先立ち、ソウル郊外の元慰安婦支援施設「ナヌムの家」を訪れ、
元慰安婦らと懇談した。その際、慰安婦関連資料について、国連教育科学文化
機関(ユネスコ)の「世界の記憶」(世界記憶遺産)への登録実現に向け支援
していく考えを示した。朴槿恵前政権は日韓合意を受け、支援を自制していた。
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