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2017.7.6
★観光バス運転手・中国人ガイドが暴挙!“無法地帯”銀座の課題
莫 邦富:作家・ジャーナリスト
■銀座のど真ん中の交差点でバス運転手と中国人ガイドが大騒動
銀座8丁目の「博品館」近くで、他の車が路上駐車していたため、
タクシーが交差点に差し掛かったところで停車し、お客を乗せている。
お客の荷物が多いため、運転手も外に出て手伝っていた。
そこへ「World Cabin」と書かれた大型観光バスが差し掛かった。
横断歩道を斜めに占領し、タクシーとの距離は20〜30㎝ほど。
そのすぐ後ろにもグリーンの大型観光バスが迫っていた。
どの車も動けない状態に陥っていたため、信号さえさえぎられ、
歩道で待っていた私は横断していいのか分からなかった。
幸い、後ろの観光バスは後退した。
これで一件落着かと思いきや、信じられないことが起きたのだ。
なんと、前の観光バスは下がるどころか、むしろさらに前進し、あと10㎝ぐらいでタクシーに
ぶつかってしまいそうな至近距離まで接近したのだ。私はてっきり運転手が気づいていないのかと思い、
余計なお世話だと覚悟しながら観光バスのフロントガラスを軽く叩いて、バックできることを知らせた。
すると、運転手はバックするどころか車を飛び降り、止まっていたタクシー運転手に怒鳴りまくったのだ。
暴力団顔負けの言葉遣いでまくしたて、年配のタクシー運転手はすっかり怯えていた。
見かねた私は中に入って、「落ち着いてくれ、暴力を振るうと大変なことになる」とバスの運転手をいさめた。
すると今度は、観光バスから黒いTシャツ姿の男たち数人が飛び降り、運転手と一緒に私を囲んで、
「貴様、何様だ?」と怒鳴りつけてきた。チンピラ同然のその一行がバスに乗っている中国人観光客を
連れ回しているのが分かると、観光客の安全が心配になり、私は警告した。
「引き下がらないと、110番するぞ。警察を呼ぶから」と。
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私が本当に携帯電話を取り出し、警察に電話し始めたのを見て、タクシーの運転手を始め、
バスの運転手、そしてチンピラ同然のガイドらも慌てて車に乗り込み、すぐにバックして、
あっという間に現場を去っていった。
10分後、知らせを受けた若い警官が自転車でやってきた。私は、「ここの秩序を守るため、
もう少し真面目にやってもらわないと困る。これではまるで無法地帯のようなものだ」と文句を言った。
若い警官は困った表情を浮かべて、「私は一巡査なので、ご意見は上の者に報告するが、
その他の約束はできない」と小声で言い訳した。
チンピラのような運転手やガイドが横行し、無法地帯のような状態に陥った銀座8丁目。
観光客の急増により、銀座は品格以前の問題を抱え込んでしまった。
これだけ観光客が増えれば、休憩用のベンチや、休憩所を兼ねたトラベルインフォメーション
センターのような施設の設置も考えないといけないのではないか。少なくとも警官1人ぐらいは、
常時回るような体制を先に作るべきで、行政にも本腰を入れて考えてほしいものである。
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