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2017.7.2 08:05
★日本・カザフ、防衛覚書署名へ 旧ソ連中央アジアで初 中国の影響力増大にくさび
日本、カザフスタン両政府が、防衛交流に関する覚書に署名することで
大筋合意に達したことが1日、分かった。7月中旬にも防衛省政務官を
カザフに派遣し、覚書に署名する。日本が旧ソ連中央アジア5カ国との間で
覚書に署名するのは初めて。中央アジアは中国が現代版シルクロード
経済圏構想「一帯一路」などを通じて影響力を増大させている。
カザフとの安全保障協力を強化することで中国の影響力に
一定のくさびを打ち込みたい考えだ。
覚書は、防衛相の相互訪問や、制服組同士の交流による信頼醸成
措置を活発化させることを盛り込むほか、日本政府によるカザフ軍の
能力構築支援を強化することも明記する。昨年10月にはカザフ国防省
スタッフ5人を日本に招き防衛医療分野での能力構築支援を行っており、
今後はカザフ国内での支援も含めて拡充する。
安倍晋三首相は2015年10月にカザフの首都アスタナを訪問し、
ナザルバエフ大統領との会談で両国の安保協力強化を目指すことで一致していた。
カザフは中露両国と中央アジア諸国などで構成する上海協力機構(SCO)の加盟国。
一帯一路の沿線国にも当たり、4月中旬には同国から中国へ延びる天然ガスの
新たなパイプラインが整備された。
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