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★時系列で分かる「加計問題」真相 決着後に作成した「ご意向」文書、「広域的に」の解釈も大間違い
高橋洋一 日本の解き方
2017.6.22
加計学園をめぐる「文書」について、文部科学省の再調査と内閣府の調査結果が公表されたが、
野党やマスコミは「いまだに真相が明らかになっていない」という。しかし、時系列を追えば真相は分かる。
2015年6月30日、閣議決定で獣医学部新設「4条件」が決まる。閣議決定では16年3月末までに
文科省は需要見通しを出すように求められていた。しかし、それができず文科省の負けになった。
「泣きの延長」となった16年9月16日の時点でも見通しを出せず完敗。ここまでが課長レベルでの交渉だ。
その勝負がついた後に、「文科省文書」が書かれている。文科省が部内向けに言い訳しているに
すぎないものであることは明らかだろう。
前川喜平・前文科事務次官は、そのようないい加減な文科省文書を、よく「本物だ」などと
取り上げたものだ。前川氏の記者会見にも間違いが多かった。「行政がゆがめられた」というが、
文科省のゆがんだ行政が、内閣府に正されただけである。
課長レベル交渉で決着がついている以上、「総理の意向」が働くことなどありえない。
文科省の文書にある「総理の意向」という文言については、文科省側のでっち上げ・口実の可能性さえある。
文科省の文書再調査では、獣医学部の新設について「広域的に」と書き加えた文書が出てきた。
「広域的に存在しない地域に限り、獣医学部の新設を認める」という意味のもので、
この文言が入ったことで、大阪府内の大学に獣医師養成課程がある京都産業大は
新設を諦めざるを得なかった、と解説するメディアがあった。
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