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2017.6.21 21:36
★【2018平昌五輪】文在寅政権が南北共催を検討、金正恩氏肝煎りスキー場使用も…国際制裁が骨抜きに?
【ソウル=桜井紀雄】韓国の文在寅(ムン・ジェンイン)政権が2018年の平昌五輪で、
一部競技や聖火リレーの北朝鮮開催を検討していることが分かった。7月3日に
文大統領と国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が会談する見通しだが、
北朝鮮でも競技が開かれれば、金正恩(キム・ジョンウン)政権を外貨で潤す結果となり、
対北制裁を強める国際社会の足並みを乱す恐れがある。
「平昌五輪を平和五輪として行うための核心は北朝鮮が参加するかどうかだ」
聯合ニュースによると、平昌の施設を20日に訪れた都鍾煥(ト・ジョンファン)文化
体育観光相はこう指摘し、北朝鮮の平壌や開城(ケソン)を経由させる聖火リレー
構想を明らかにした。アイスホッケー女子の南北合同チームの結成計画も挙げ
「IOCと協力し、実現に努力したい」と述べた。
北朝鮮東部の馬息嶺(マシクリョン)スキー場についても言及し、
「施設を直接見てみたい。可能なら活用する方向で検討する」と
一部競技の北朝鮮開催に意欲を示した。
馬息嶺スキー場は、スポーツによる国威発揚を目指す金正恩朝鮮労働党委員長の
肝煎りで建設され、北朝鮮は建設中の13年から五輪会場として「提供する用意がある」
と共催を呼びかけていた。これに対し、韓国側は当時、「実現不可能だ」と拒否していた。
URLリンク(www.sankei.com)
文氏は五輪への北朝鮮選手団の参加支援などを公約に掲げ、統一省も
「国連の対北制裁の枠組みを損なわない範囲」で民間のスポーツ交流を促す
方針を示している。だが、実際に馬息嶺スキー場での開催となれば、もはや交流の
レベルを超え、世界から観客が集まることで、正恩政権に大きな外貨収入をもたらし、
制裁を骨抜きにしかねない。
初の米韓首脳会談が今月末に迫る中、北朝鮮で拘束された米国人学生が昏睡
(こんすい)状態で帰国後に死亡したことで対北感情が急速に悪化したトランプ米政権や
米国世論と、文政権の北朝鮮への認識のズレは開く一方だ。
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2018年平昌冬季五輪の開会式会場で説明を聞く韓国の都鍾煥・文化体育観光相(右端)=20日(聯合=共同)
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オープンした北朝鮮東部江原道の馬息嶺スキー場=2013年12月31日(共同)
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