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★「辛ラーメン」などから豚成分 インドネシアで販売禁止
ジャカルタ=古谷祐伸2017年6月20日09時50分
インドネシアで販売されている韓国メーカーのインスタント麺の一部から、
原材料として未表示だった豚由来の成分が検出されたとして、
同国の国家食品医薬品監督庁(BPOM)が18日、
4商品の販売許可を取り消したと発表した。
対象は、各国で人気の「辛ラーメン」ブランドの一つ、「辛ラーメン・ブラック」など、
韓国企業3社の4商品。インドネシアで豚成分が含まれる食品を売る際に
求められる「豚入り」表示がないまま、数年前から売られてきたが、
BPOMが実施したサンプル調査で豚由来のDNAと一致する成分が検出されたという。
世界ラーメン協会(WINA)によると、同国の即席麺の消費量は2016年に
130億食を記録して、中国(香港を含む)に次ぐ世界2位。
地元企業の商品だけでなく韓国ブランドも人気が高い。
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