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★THAAD:中国政府、韓国に基地視察申し入れ
中国政府が韓国の慶尚北道星州郡に配備された在韓米軍の終末高高度
防衛ミサイル(THAAD)の基地を現場視察したいと韓国政府に申し入れたことが
13日までに分かった。これまで中国はTHAADは中国を監視することが目的だとして
反対してきた。中国は朴槿恵(パク・クンヘ)政権当時にも同様の要求をしたとされる。
韓国大統領府(青瓦台)関係者は「中国側はTHAADレーダーが中国本土を
探知可能かどうか直接確認したがっている。(中国が)韓国政府だけでなく、
さまざまな外交・民間ルートを通じ、同様の要求を行っていると聞いている」と説明した。
中国側はTHAAD運用に必須のXバンドレーダーによる探知距離を問題視している。
Xバンドレーダーは敵のミサイル発射を早期に探知する前方配置モード(FBM、
探知距離1800キロメートル)と落下する敵ミサイルを追跡してTHAADミサイルで
迎撃する終末モード(TM、探知距離600-800キロメートル)がある。
米軍は「韓半島では探知距離が短い終末モードで設置する。
THAADが中国を狙うということはない」と説明している。
中国の要求はTHAADが米国の説明通りに終末モードで運用されているか
どうかを直接確認したいというものだ。
韓国大統領府は対応に苦慮している。関係者は「中国の要求が無理な内容で
あることは事実だが、THAAD配備に対する中国側の反発が強まる状況で要求を
一蹴することも難しい状況だ」と話した。大統領府安全保障室は最近の会合で、
韓国政府が米国を説得する代わりに、中国政府に対し、満州地域で韓半島
全域と日本を監視しているレーダーを韓国政府に視察させてほしいと逆提案
することを検討したという。
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