【国際】中東6カ国から国交断絶、小国カタールがここまで目の敵にされる真の理由 [06/07]at NEWSPLUS
【国際】中東6カ国から国交断絶、小国カタールがここまで目の敵にされる真の理由 [06/07] - 暇つぶし2ch1:◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★
17/06/07 15:39:29.67
★国交断絶、小国カタールがここまで目の敵にされる真の理由
2017年6月7日(水)08時00分

サウジアラビアとUAE、バーレーン、エジプトなどの計6カ国は、4日から5日にかけて、
カタールとの国交を断絶すると相次いで発表。対イラン強硬姿勢を貫くアラブ湾岸諸国と
一線を画してきたカタールが相手だ。

サウジアラビアはカタール行きの航空機の上空通過を停止し、カタールの唯一の
陸路である国境も、海路も遮断した。どう見ても開戦事由に相当する決定だ。

一方のイランは、食料を輸入に頼るカタールに対して、自国の3つの港の利用を許可すると
発表したもようだ。サウジアラビアとUAEにしてみれば、やはりカタールは裏でイランと繋がって
いたという確信を強めるしかない。

■外国人なら飲酒もOK
事態が急展開した背景には、少なくとも2つの説がある。まずカタール政府の言い分を信じるなら、
5月24日に国営カタール通信がハッカー攻撃を受け、偽ニュースが流された。その中で、
カタールの国家元首タミム首長が「アラブ諸国にはイランを敵視する根拠がない」と発言した、
とするデマが流された。

また、カタール政府がイスラム組織ムスリム同胞団やパレスチナのイスラム過激派組織ハマスを
支援しているとか、カタールとイスラエルがいいムードだ、とする「報道」もあった。

一方、サウジアラビアやUAEなどは、タミム首長の発言は事実だとしてやり玉に挙げた。
各メディアはタミムの発言を繰り返し放送する一方、発言を否定するカタール側の
主張が国内で視聴されないようカタール・メディアへの通信を遮断した。

ハッキングが本当だとすれば、イランの仕業だった可能性もある。そもそもイランは、
5月20日にサウジアラビアの首都リヤドを訪問したドナルド・トランプ米大統領が、
サウジのサルマン国王をはじめとするイスラム教スンニ派諸国を中心とした50カ国超の
首脳らと会合を開き、イランを名指しで批判したことに腹を立てていた。

カタールにしてみれば、同じ湾岸協力会議(GCC)の加盟国でありながら、
昔から不仲だったサウジアラビアやUAEの陰謀で、まんまと吊し上げられた格好だ。

サウジアラビアから見れば、同じイスラム教ワッハーブ派を国教とする君主制国家でありながら、
女性が自由に車を運転し、外国人なら飲酒も許されるカタールは中東地域の問題児で面汚しだ。
一方カタールから見れば、サウジアラビアの方こそワッハーブ派の評判を落とす元凶だ。

UAEは、エジプトのムバラク独裁体制を打倒する力となったイスラム原理主義団体ムスリム
同胞団を禁止しており、それを支援するカタールを嫌悪している。

2014年にも、カタールがムスリム同胞団を支援したという理由でサウジアラビアなど3カ国が
大使を召還し、外交関係に亀裂が入ったことがある。

■カタール前首長の暗殺計画
だが今回の断交の発端は、それ以前の1995年まで遡る。その年、カタールの皇太子だった
ハマド(タミムの父)が、外遊中だった無能の父ハリファを退けて首長の座を奪ったのだ。

カタールで起きた宮殿クーデターを目の当たりにしたサウジアラビアとUAEは、
湾岸諸国の王制の安泰を揺るがす危険な前例として、ハマドの失脚を画策した。

当時カタールに駐在していた外交筋によれば、2国は数百人の部族民に対して
ハマドと彼の2人の兄弟、および外相とエネルギー相を暗殺するよう命じ、ハリファの復権を狙った。

UAEは、攻撃用ヘリコプターや戦闘機を待機させるほどの力の入れようだった。
だが作戦の数時間前に部族の1人が寝返ったため、暗殺は実行されなかった。

こうした因縁を思えば、タミムが両国に対して疑心暗鬼になるのも無理はない。

>>2

URLリンク(www.newsweekjapan.jp)


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