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★山中に小型飛行機が墜落 １人意識不明か 富山
6月3日 17時50分
富山県警察本部によりますと、３日午後３時ごろ、富山県立山町芦峅寺の
山中に小型機が墜落したということです。警察が、乗っていた人の安否の確認を
急ぐとともに、ヘリコプターで上空から現場の状況を確認しています。
富山県によりますと、小型機には４人が乗っていて、このうち１人は意識がなく、
３人は意識があるという情報が入っているということです。
国土交通省によりますと、墜落したのは、新中央航空が運航するセスナ１７２という
単発のプロペラ機で、午後２時２３分に富山空港を離陸し、長野県の松本空港に
向かっていたということです。予定されていた飛行時間はおよそ１時間で、
機体にはパイロットを含め、４人が乗っていたと見られるということです。
■機体の所有会社「貸出時は異常なし」
墜落したプロペラ機を所有する新中央航空によりますと、このプロペラ機はチャーター機
として運航されていたということで、「現在、対策本部を設けて情報を収集中で、
詳しいことはわかっていないが、貸し出した際は計器に異常はなかった」と話しています。
墜落した「セスナ１７２」は、アメリカのセスナ・エアクラフト社が製造した４人乗りの単発の
プロペラ機です。全長８メートル余り、主翼の端から端の長さはおよそ１１メートルで、
国内では、上空からの写真撮影や測量などに幅広く使われています。
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