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★海自艦艇と米空母ロナルド・レーガン、共同訓練実施へ
土居貴輝2017年5月31日05時03分
米原子力空母ロナルド・レーガンの艦隊と海上自衛隊の艦艇が、
近く共同訓練を実施するため防衛省が米海軍と調整を始めた。
政府関係者が３０日、明らかにした。ロナルド・レーガンは６月中にも
日本海へ派遣される見通しで、日本海に入る前に共同訓練することで、
軍事的挑発を続ける北朝鮮に日米の連携姿勢を示して牽制（けんせい）する狙いがある。
ロナルド・レーガンは事実上の母港とする米海軍横須賀基地（神奈川県）で
長期の定期整備を受けた後、今月１６日に横須賀基地を出港。
現在は日本の南の太平洋上で艦載機の発着艦訓練などを続けている。
海自艦は４月にも米原子力空母カールビンソンの艦隊と西太平洋で
共同訓練を実施した。カールビンソンはロナルド・レーガンが定期修理に
入っている間、代わりに西太平洋やインド洋の警戒監視にあたってきた。
海自と共同訓練した後は朝鮮半島近海に展開し、韓国海軍とも
共同訓練するなど、北朝鮮に対し軍事的圧力をかけている。
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