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★出雲大社の「正式な読み方」に突如、注目 「いづもたいしゃ」ではなく...
2017/5/30 18:41
全国から多くの参拝客が集まる「出雲大社」(島根県出雲市)の正式な読み方は、
「いづもたいしゃ」ではなかった―。そんな指摘がツイッターに寄せられ、
「全然知らなかった」などと反響を呼んでいる。
では、出雲大社の「正式な読み方」とは何なのか。J-CASTニュースが2017年5月30日、
出雲大社の担当者に話を聞くと「正式には、『いづもおおやしろ』と読みます」と話した。
確かに、出雲大社の公式ウェブサイトのアドレスは「izumooyashiro.or.jp」。
サイト上の「よくあるご質問」ページでも、「一般的には『いづもたいしゃ』と申しておりますが、
正式には『いづもおおやしろ』です」と説明されている。
では、「いづもたいしゃ」と読むことは「間違い」なのだろうか。出雲大社の担当者は5月30日の取材に対し、
「正式な読み方ではありませんが、決して間違いではありません。実際、私たちも電話での
応対などの場合では、呼びやすい『いづもたいしゃ』という読み方を使う場合もあります」と話す。
ただ、式典など正式な場では、必ず「いづもおおやしろ」と読んでいるという。
だが、茨城県笠間市にある「常陸国 出雲大社」の正式な読み方は、「ひたちのくに いづもたいしゃ」。
この神社は1992年、島根県の出雲大社の「分社」として創建。その後、2014年9月に本社から「独立」し、
単独の宗教法人となった。
なぜ、こちらの場合は正式名称も「いづもたいしゃ」なのだろうか。「常陸国 出雲大社」の高橋正重
(ただしげ)権宮司は取材に対し、
「そもそも、『大社(おおやしろ)』という言葉は、島根県(出雲市)の出雲大社だけを指すものです。
なので、私どもだけではなく、島根県の出雲大社から『分社』した神社はすべて、
『おおやしろ』ではなく『たいしゃ』と読むのです」と説明した。
URLリンク(www.j-cast.com)