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★森喜朗会長、小池知事の祝電受け取りを拒否? バトルは佳境へ
2017年5月29日 5時59分 デイリー新潮
“祝”と“呪”は紙一重。2020年の祝祭が近づくにつれて、増していくのは怨嗟の声ばかりである。
都政担当記者の話。
「東京五輪開催に向け、ネックになっているのが1兆8000億円とも言われる
莫大な大会経費を国、都、組織委員会等がどう分担するかという点。中でも、
他県の仮設施設の費用500億円について、小池都知事は3月末に決断すると
明言していたものの、理由をつけて先延ばしにしていました」
今月11日、官邸を訪れた小池都知事は、都が負担することをやっと表明。
「組織委員会会長の森喜朗さんは“決断が遅すぎた”と苦言を呈しています。
費用分担を早く決着しないと県が予算を組めない、と口を酸っぱくして言って
いましたからね。これまでもボートの会場変更など、小池さんが自分のアピールのため、
五輪を政争の道具にしていることに激怒していました」(同)
その陰で、こんな一幕もあったという。都庁関係者の話。
「先月末、政府が春の叙勲を発表し、森さんは今回最高位である桐花大綬章を
受章しました。実は小池さんが受章を祝し、祝電を送ったのです。すると、驚いたことに
祝電を辞退する旨の通知がきた。かねてから互いを嫌いあっているとはいえ、
“前代未聞だ”と小池さんも開いた口が塞がらなかったそうです」
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