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2017.5.25 01:00
★【阿比留瑠比の極言御免】朝日新聞を反面教師としたい 朝日流「ストーリーありきのプロパガンダ」
もう1カ月も前のことだが、新聞各紙をチェックしていて驚いたことがある。
天皇陛下の譲位への対応などを検討する政府の「天皇の公務の負担軽減等に
関する有識者会議」が、安倍晋三首相に最終報告を提出した直後のことだった。
4月23日付の朝日新聞、読売新聞、日経新聞の3紙朝刊に、有識者座長代理の
御厨貴・東大名誉教授のインタビュー記事が掲載されていたのだが、
朝日と読売、日経では読んだ印象がまるで違うのである。
「女性宮家、安倍政権で検討を」との見出しがついた朝日の記事は、こう書いていた。
「御厨氏は『女性宮家や女性・女系天皇の是非を検討するには、政治的な体力が必要だ。
安定政権の安倍政権だからこそ取り組むべき課題だ』と主張した」
まずこれを読んだ時点では、御厨氏は女性宮家や女性・女系天皇の推進論者なのかな
と受け止めた。ところが、残る2紙には別のことが書いてあった。
■旧宮家の男性無視?
「御厨氏は『(皇族減少への対応は)長期安定の安倍政権でなければできない』と強調。
具体策として『女性宮家創設とともに(旧宮家の皇籍復帰など)男性皇族の減少を
どうするのかも一緒に議論すべきだ』と指摘した」(読売)
URLリンク(www.sankei.com)
「女性宮家の創設と旧宮家の男性の皇室への連携を併せて考える可能性があるかもしれない。
(中略)皇族減少問題は左右から意見が噴出し、安定政権でないとできない。
安倍政権下でぜひやってほしい」(日経)
御厨氏は読売、日経のインタビューでは、旧宮家の男性の存在についてきちんと触れているではないか。
これは不思議だと御厨氏に事情を確かめると、こんな話だった。
「(朝日からは)男性皇族に関する質問はそもそもなかった。聞かれたのは女性宮家についてだけだった。
読売、日経からは男性皇族についても聞かれたので自分の考えを述べた」
なるほど質問した朝日の記者にとっては初めから、昭和22年に連合国軍総司令部(GHQ)の
意向で皇籍離脱した旧宮家や、明治以降に宮家の次男、三男が皇籍を離れて華族となった
家系の男系男子の存在など頭になかったのだろう。
あるいは、女性・女系天皇を推し進める社論に合わないので無視したのかもしれないが、
いずれにしろ、朝日だけ読んでいては御厨氏の考えを誤解するところだった。危ない、危ない。
■「ファクトより論」
面白いことに、翌24日付の朝日朝刊の連載記事「1強 パノプティコンの住人」には、
新谷学・週刊文春編集長のこんな言葉が載っていた。
URLリンク(www.sankei.com)
「本来、ファクトで武装して戦うのが報道機関ですが、朝日には『ファクトより論』の傾向を感じます」
「旧態依然とした印象。同じ歌を歌い続けても、その歌が好きな人は聞きに来るが、
嫌いな人は来ない。書かれる安倍首相にも『また、いつもの歌だな』と聞き流されてしまう」
(以下リンク先で読んでください)
URLリンク(www.sankei.com)