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★米政府が供与の巡視船6隻、海上警察に引き渡し
2017/05/24 06:25 JST配信
在ベトナム米国大使館は22日、米政府を代表して、北中部地方クアンチ省
コンコー島から南中部沿岸地方ビンディン省サイン島までの南シナ海を管轄する
ベトナム国防省第2区海上警察に、巡視船「45ディファイアント(45 Defiant)」6隻を引き渡した。
この巡視船6隻は、ベトナムの海上安全保障能力の向上を目的として、
米国ルイジアナ州に本拠地を置く造船会社メタル・シャーク(Metal Shark)が建造し、
米政府がベトナム海上警察に供与したもの。
「45ディファイアント」は、全長13.7m、全幅4.6m、全速力74km/hで、
前部に機関銃を設置するための基台が装備されており、定員は6人となっている。
2014年、中国海事局が南シナ海のベトナムの大陸棚と排他的経済水域(EEZ)に
設置した石油リグ「HD981」を巡って越中関係が緊迫化し、ベトナム側の船は
中国船から体当たりを受けた。
こうした中、バラク・オバマ政権下で国防長官を務めたアシュトン・カーター氏は
2015年のベトナム訪問時、中国船の体当たりを受けたベトナム海上警察の
巡視船を見学した。カーター氏は訪越を機に、巡視船を購入するための資金として
ベトナムに対して1800万USD(約20億円)を供与することを発表した。
URLﾘﾝｸ(www.viet-jo.com)
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