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★税不納欠損に責任…町長1人で750万円弁済へ
2017年05月19日 07時35分
奈良県大淀町が税滞納者の財産差し押さえを怠り、税が徴収できなくなったなどとして、
町監査委員が岡下守正町長(72)や町幹部らに約1100万円を賠償するよう勧告した
問題で、岡下町長が18日記者会見し、そのうち本来は徴収できるはずだった
約750万円を1人で弁済すると明らかにした。
「最終権限者は私で、法的に賠償する責任がある」と話した。
町監査委員は、2011~15年度に督促状の未送付などにより、町が債権を放棄す
る「不納欠損処理」としたうち、財産を差し押さえていれば計15件の約1100万円を
徴収できたとして、岡下町長や当時の副町長、総務部長、税務課長ら計8人に
賠償するよう、3月に勧告した。1月に住民監査請求が行われていた。
町によると、勧告を受けて町は、弁護士3人でつくる第三者委員会を設けて調査。
同委は今月12日、11件について「町長は徴収を怠らないよう指揮監督する義務が
あった」とし、岡下町長が749万430円を町に支払うよう求めた。町幹部らについては
「差し押さえについて決裁する権限がない」と判断。残る4件については「差し押さえても
資産価値が乏しかった」などとして、損害からは除外された。
記者会見で岡下町長は「速やかに支払う。信頼を損ねたことをおわびし、信頼回復に
早急に取り組む」と述べた。一方、自身と当時の職員らの処分については「決まっていない」、
自身の辞職については「考えていない」とした。
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