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2017.5.20 07:59
★ハンター誤射、コウノトリ死ぬ 4月にひなが誕生したばかり 害鳥のサギと間違われ
島根県雲南市教育委員会は19日、コウノトリ(国の特別天然記念物)の
雌の親鳥がハンターの誤射で死んだと発表した。4月にひなが誕生したばかりだった。
市教委などによると、害鳥の駆除活動をしていた地元猟友会のメンバーが、
同日午前、サギと間違って撃ったという。
兵庫県立コウノトリの郷公園(同県豊岡市)によると、雌は5歳で、豊岡市で生まれた。
つがいの雄は福井県越前市で放鳥されていた。今年3月には雲南市教委などが
雲南市大東町の田園地帯にある電柱で巣や産卵を確認。4月に少なくとも
1羽が誕生していた。
野生のコウノトリが昭和46年に国内で姿を消して以来、野外での孵化(ふか)は
豊岡市周辺などを除くと、徳島県鳴門市に続き2例目だった。
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