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2017.5.18 19:01
★ドイツ当局が北朝鮮に12億円請求 大使館宿泊施設の税金未納付
【ベルリン=宮下日出男】ドイツ政府が閉鎖方針を決めたとされるベルリンの
北朝鮮大使館敷地内の宿泊施設をめぐり、南ドイツ新聞(電子版)は17日、
大使館側が賃貸などで得た収入に対する未納付の税金など、総額約1000万
ユーロ(約12億円)の支払いを要求されていると伝えた。
同紙によると、大使館側は2004年以降、宿泊施設や会議場を運営している
業者に建物を賃貸しているが、その収入に対する税金の納付を拒否。
ベルリン当局が裁判に訴えたことで納税義務を認め、独外務省の仲介で
月額7000ユーロの分割払いにも合意したが、支払いは滞ることもあるという。
大使館の宿泊施設や会議場をめぐっては、昨年11月に採択された
国連安全保障理事会決議の履行のため、独政府が閉鎖を決めたと同紙が報道。
宿泊施設は立地の良さや安い宿泊料で観光客に人気で、業者への賃貸料は
月約4万ユーロとされる。
URLリンク(www.sankei.com)