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★万景峰号 定期便就航へ、制裁抜け穴のおそれ
更新:05/17 18:50
北朝鮮問題です。弾道ミサイル発射を受けて国連安全保障理事会の緊急会合が開かれ、
北朝鮮への新たな制裁について議論されました。一方で、制裁の抜け穴になるかもしれない
事態も同時に起きています。 北朝鮮が新型の中長距離弾道ミサイル「火星12型」の
発射実験に踏み切り、さらに緊張状態が続く朝鮮半島情勢。国連安全保障理事会が
16日、対応を協議するため緊急会合を行いました。
「これはもはやただの問題ではなく、全世界の国々への真の脅威だ」(アメリカ ヘイリー国連大使)
日米韓3か国の国連大使は会合に先立ち合同記者会見を開き、北朝鮮に対して核や
ミサイルの開発を直ちにやめるよう要求。また、会合では複数の国から新たな制裁決議が
必要だという意見があったことを、別所国連大使が明らかにしました。安保理が北朝鮮に
対する制裁強化を視野に入れる中、カギとなるのが北朝鮮に強い影響力を持つ国の
対応です。その一つがロシアですが・・・
北朝鮮の貨客船、万景峰(マンギョンボン)号が18日、ロシアへの新たな定期便を
開始することを目的とした試験運航をするために、ウラジオストクに入港することに
なっています。ロシアは北朝鮮に対して独自の制裁を科していないのです。
「ここはウラジオストクにあります北朝鮮のレストランです。国営です。
つまり、ここの店の売り上げは北朝鮮の国家の資金源になるとみられています」(記者)
「申し訳ございませんが、我々は質問に答えられません」(北朝鮮国営レストラン店員)
財政がひっ迫する北朝鮮は、外貨獲得のために既にロシアへ労働者を送り込んでいますが、
万景峰号の定期便が開通すれば、外貨稼ぎのための新たなルートとして使われる可能性もあります。
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