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★高校生の韓国訪問事業 中止へ
05月12日 20時04分
「秋田県青少年交流センター」は、県内の高校生を韓国に派遣し、
ホームステイしながら、現地の高校生と交流を深めたり韓国の文化などを
学んだりする事業を6年前から行っています。
ことしも7月下旬に高校生12人が韓国のピョンテク市を4泊5日の
日程で訪問する予定でした。
しかし、北朝鮮情勢をめぐって安全確保に懸念があることや、
訪問先のピョンテク市の施設に慰安婦問題を象徴する少女像がことし3月に
設置され高校生の交流を深める上で適切ではないと判断したことから、
ことしの訪問は中止されることになりました。
「秋田県青少年交流センター」の荻原歩さんは「これまでに参加した高校生が
現地の文化に触れて成長していくようすを見てきたので、今回の中止は率直に
残念だ。連れて行きたかったという思いが一番だ」と話していました。
また、秋田県教育委員会の米田進教育長は「中止という判断は高校生の
安全を第一に考えたもので妥当だと思う。子どもたちは楽しみにしていたと
思うがやむをえない」と話しています。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)