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★レイプ容疑の移民生徒2人、訴追見送り 米メリーランド
2017年05月07日 19:40 発信地:ワシントンD.C./米国
【5月7日 AFP】米メリーランド(Maryland)州の検察当局は5日、
同級生をレイプした容疑で逮捕された移民の男子生徒2人の訴追を見送ると発表した。
この事件は、移民の厳格な取り締まりが必要な証しだとしてドナルド・トランプ(Donald Trump)
大統領の政権がこれ見よがしに取り上げたため、全米で大きなニュースとなっていた。
検察当局は、エルサルバドル出身の17歳とグアテマラ出身の18歳の男子生徒2人を
レイプおよび性犯罪容疑で訴追しないと発表した。
警察は2人を、授業時間中に14歳の女子生徒をトイレでレイプした疑いで逮捕していた。
3月に起きたこの事件は、米国ですでに激しい論争が繰り広げられていた移民問題で、
議論の矢面に立たされた。
事件は、ショーン・スパイサー(Sean Spicer)大統領報道官が、「(トランプ)大統領が、
不法移民とその取り締まりを重大な問題として扱う理由の一つは、このような悲劇が
あるからだ」と語ったのを機に全米で注目されるようになった。
しかし、首都ワシントン(Washington D.C. )の郊外で民主党支持者が多いメリーランド州
モンゴメリー(Montgomery)郡のジョン・マッカーシー(John McCarthy)州検事は、
「この事件の事実は容疑を裏付けない」と記者団に語り、レイプと性犯罪容疑では2人を訴追しないとした。
URLリンク(www.afpbb.com)