17/05/04 14:20:05.82
★航空自衛隊の戦闘機が米爆撃機護衛、4月に複数回訓練 北へ日米連携誇示
2017.05.04
米空軍の戦略爆撃機と航空自衛隊の戦闘機が4月に入り、九州周辺空域で
複数回にわたり、自衛隊機による爆撃機の護衛などを想定した共同訓練を
行っていたことが3日、分かった。複数の政府関係者が明らかにした。
短期間に複数回実施したのは異例。ミサイル実験を繰り返し、
核実験も目指している北朝鮮への圧力強化の一環で、
米軍による軍事行動をにらんだ日米連携を誇示する狙いがある。
政府関係者によると、米軍爆撃機と自衛隊機の共同訓練は4月15、25日の
少なくとも2回実施した。米側はグアムからB1戦略爆撃機が飛来、日本側は
15日に新田原基地(宮崎県)のF15戦闘機、25日には築城基地(福岡県)
のF2戦闘機がそれぞれ参加した。
訓練では、敵機が接近した場合に迎撃する自衛隊機がB1とともに飛行する任務を想定。
九州周辺空域で両機が飛行した後、自衛隊機は韓国の防空識別圏に入る手前で
離脱して所属基地に帰隊したという。
米空軍爆撃機と自衛隊機は昨年9月と今年3月にも共同訓練を行ったが、
この際は空自が事実を公表している。だが、4月に行われた共同訓練は
日米間の協議の結果、公表を見送った。訓練の規模など詳細を明らかにしないことで、
北朝鮮を疑心暗鬼に陥らせる効果を狙ったもようだ。
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
B1はステルス性を持ち敵のレーダーに発見されにくく、低空飛行で敵の領空に進入することが可能。
核攻撃や巡航ミサイル攻撃に用いることができ、米軍が北朝鮮の核施設に対する攻撃を決断すれば、
最新鋭B2戦略爆撃機とともに投入されるとみられる。
対北朝鮮政策を見直したトランプ米政権は、軍事力を誇示することで北朝鮮に
政策変更を迫る「強制外交」を強化している。
自衛隊もこれに加わり、4月23~29日には米海軍原子力空母カール・ビンソンと艦載機
が海空自衛隊と訓練を実施。5月1~3日には海自ヘリコプター搭載護衛艦「いずも」が
米海軍補給艦を防護し、途中で護衛艦「さざなみ」も加わった。
URLリンク(www.zakzak.co.jp)