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★杉田元議員が緊急リポート 仏大統領選、日本での報道に違和感「決選投票での大逆転は分からない」
2017.05.02
フランス大統領選の決選投票(7日)まで1週間となった。
世論調査では、独立系のエマニュエル・マクロン前経済相(39)がリードし、
国民戦線のマリーヌ・ルペン党首(48)が追う展開という。
マクロン氏がこのまま逃げ切るのか、ルペン氏の大逆転はあるのか。
日本も「移民・難民問題」は避けて通れないとして、先月、現地で約2週間の
大統領選取材をした、杉田水脈元衆院議員が緊急リポートした。
◇
私が現地取材で感じたのは、日本メディアのフランス大統領選の報道が、
「フェイク(嘘)ニュース」とまではいかなくても、「少しズレている」ということだ。
ルペン氏を、ドナルド・トランプ米大統領と並べて「極右」「ポピュリスト」と表現する
報道が多くみられた。だが、マクロン氏の方が、保守から革新まで取り込む選挙戦を
展開するなど、ポピュリズム(大衆迎合主義)に支えられていた。
マクロン氏の立ち位置を日本で例えると、あえて左右を明確にせず、ワンイシューで
人気を集めた小池百合子都知事や、彼女が事実上率いる地域政党「都民ファーストの会」、
かつての「大阪維新の会」に近いと思う。
そういう意味では、「EU(欧州連合)離脱」「反移民」という強硬路線で戦い抜いた
ルペン氏が決選投票に残ったことの方が、日本の感覚では「あり得ない現象」ではないだろうか。
ルペン氏が熱烈に支持されるくらい、移民・難民の大量流入でフランスの治安は悪化し、
人々の生活が脅かされている。ルペン氏の主張は「愛国」というよりも、「合理的対処」
「現実主義」のように感じた。
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日本が、フランスのような状態になったときは手遅れだろう。
そうなる前に「移民・難民問題」に真剣に取り組まなければならないと、強い危機感を感じた。
日本の保守陣営の方から「ルペン氏を『極右』というのはおかしい。『愛国者』ではないか」
という意見も聞いた。これは、半分正しく、半分間違っていると思う。
取材の感想でいうと、第1回投票に立候補した全員が「愛国者」だった。
候補者集会では、どこでも国旗「トリコロール」がはためき、参加者は国歌「ラ・マルセイエーズ」
を大合唱していた。候補者全員が「フランスのために!」を何度も連呼していた。
日本のように、「国旗・国歌」を忌み嫌う政治家や政党が存在するなんて、
フランスでは考えられないのではないか。
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