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2017.5.2 11:00
★【日本を守る海自艦】護衛艦「かが」、潜水艦「せきりゅう」…最新鋭艦船が相次ぎ呉に 隊員ら「安全保障」を明言
海上自衛隊の最新鋭の艦船などが今年に入り、広島県呉市など西日本の港に
相次ぎ寄港し、公開されている。不透明な北朝鮮情勢や海洋進出を強める
中国の動向など、日本を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す中、海上防衛を
担う海自の役割も重要度を増している。各港に寄港した艦船の雄姿を写真とともに伝える。
■「かが」
海自最大の護衛艦「かが」(排水量約1万9500トン)が4月3日、
母港となる呉基地に初めて入港、同基地の第4護衛隊に配備された。
「いずも」型の2番艦で、3月22日に就役したばかり。全長約248メートル、全幅約38メートル。
空母のように艦首から艦尾まで平らな甲板が広がり、哨戒ヘリ5機が同時に発着艦できる。
海自呉地方総監部によると、潜水艦を探す哨戒ヘリ7機に加え、救難・輸送ヘリ2機の
計9機を搭載、運用する。垂直離着陸輸送機MV22オスプレイも搭載可能で、
離島防衛や災害派遣などでの運用も想定。乗員470人(女性隊員約30人)が乗り込む。
入港では、呉基地の隊員ら約300人が巨大艦船を出迎え、呉地方総監の池太郎海将が
「わが国の安全保障情勢は厳しさを増している。早期に第一線の戦力となるよう訓練に励んでほしい」と激励した。
■「せきりゅう」
呉基地には3月28日にも、第5潜水隊に配備された最新鋭潜水艦「せきりゅう」(同2950トン)が初入港した。
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せきりゅうは全長84メートル、幅9・1メートル。運動性能が高い「そうりゅう」型の8隻目で、
艦名は「南方を守護する神聖な龍」を意味する。敵の魚雷を妨害して潜水艦の防衛能力を
高めるシステムを搭載し、65人が乗り込む。
建造費は約560億円。平成27年11月に進水後、艦内装備を整え、今年3月13日に
神戸市の造船所で引き渡し式があった。
呉への入港では桟橋で隊員ら約320人が出迎え、艦長の渡辺正裕2等海佐(45)は
「しっかり練度をあげてわが国の安全保障に貢献したい」と話した。
海自の現役潜水艦は17隻で、うち呉基地への配備は10隻となった。
「いなづま」「はたかぜ」
呉には1月にも、同基地が母港の護衛艦「いなづま」がアフリカ・ソマリア沖での海賊対処活動を
終えて約半年ぶりに帰港。乗組員約200人を家族や同基地の隊員らが出迎え、再会を喜び合った。
いなづまは昨年7月に同基地を出港。護衛艦「すずつき」(長崎・佐世保基地)とともに
8月3日から12月14日まで30回にわたり計43隻の民間商船やタンカーを護衛するなどした。
また、広島市の広島港宇品外貿埠頭(ふとう)(広島市)には3月21日、ミサイル搭載護衛艦
「はたかぜ」(同4600トン)が入港、雄姿を見せた。
はたかぜは昭和61年に就役し、海自横須賀基地(神奈川県横須賀市)の第1護衛隊に所属。
艦隊防空の要として建造された海自5番目のミサイル搭載護衛艦で、東日本大震災など
災害派遣でも活躍している。
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海自呉基地に入港した潜水艦「せきりゅう」=広島県呉市
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海自呉基地に入港した護衛艦「かが」=広島県呉市
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