【民主党政権の置き土産】「太陽光パネルで民家包囲」計画もOK?! 発電設備めぐるトラブル相次ぐ 「熱中症」で訴訟にも発展 [05/01]at NEWSPLUS
【民主党政権の置き土産】「太陽光パネルで民家包囲」計画もOK?! 発電設備めぐるトラブル相次ぐ 「熱中症」で訴訟にも発展 [05/01] - 暇つぶし2ch1:◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★
17/05/01 12:44:27.30
2017.4.30 22:22
★「太陽光パネルで民家包囲」計画もOK?! 発電設備めぐるトラブル相次ぐ 「熱中症」で訴訟にも発展

太陽光発電をめぐるトラブルが相次いでいる。発電パネルなどの機材設置を規制する
法令がないことが主な要因で、業者が周辺住民の意向を無視して工事を強行しよう
とするケースもある。自治体などは、設置を規制する条例を整備するなど対応に
追われる事態となっている。(原川真太郎)

■あわや自宅が…

2月中旬、兵庫県多可町で行われた太陽光パネル建設に関する住民説明会。
同町加美区鳥羽(とりま)の主婦、酒井洋子さん(56)は図面を見せられ、目を疑った。
自宅のすぐ南と西にパネルが設置され、隣家は四方すべてがパネルに覆われることになっていた。

山間地の豊かな自然に魅力を感じ、約1年前に夫婦で移住した。
だが、今年に入り、スギやヒノキが生い茂る自宅周辺の土地(約7千平方メートル)を
購入していた兵庫県内の不動産業者が突然、自宅へやってきた。
「パネルを設置して発電事業を行う。同意書に捺印(なついん)してほしい」と迫ってきたのだ。

業者側はすでに発電事業を行う会社や個人へ土地の転売も済ませていた。
「特別な開発許可は必要なく、本来なら断りなしに設置できるが、善意で事前に説明している」と主張した。

町建設課によると、一帯は別荘地として開発された宅地だが、
「太陽光パネルは建物ではないため規制する法令がなく、設置は自由」(担当者)という。

説明会で納得できなかった酒井さんは、発電事業を行う会社などを交えて説明会を
再度開くよう業者に要望し、会社側にはパネルを設置しないよう求める手紙を送った。

■すると…

URLリンク(www.sankei.com)

会社側は近隣住民が事業に反対しているのを知らなかったことが判明した。
会社側は「住民が反対しているのに事業はできない」と明言。「近々伐採を始める」と
通告していた業者も4月下旬、町へ提出した伐採届を取り下げた。

「一歩間違えば自宅がパネルに包囲され、とても住める状態でなくなっていた」。酒井さんは憤る。

■特別な許可は不要

太陽光発電は平成24年、発電した電気を一定料金で電力会社が買い取る国の
「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」の導入を機に拡大した。広い土地や
日当たりのいい傾斜地がある郊外、山間部に大型太陽光パネル(メガソーラー)が
次々に設置され、投資目的の参入も相次いだ。

パネルなどの発電設備は、建築基準法や都市計画法の対象外のため、
土地さえ取得すれば設置に特別な許可は不要という。
周辺住民と十分な協議もなく計画を進め、摩擦が生じるケースが頻発している。

自然エネルギーの普及に取り組むNPO法人「環境エネルギー政策研究所」(東京)の
山下紀明主任研究員によると、メガソーラー開発に伴う住民トラブルは24~27年に
全国で50件発生。兵庫県姫路市では27年、自宅の隣にパネルを設置された男性が
「パネルの反射で熱中症になった」として、業者を相手取り損害賠償請求訴訟を起こし、
現在も係争している。

■条例で規制の動き

こうした状況を受け、行政も対策に乗り出した。メガソーラー建設計画をめぐり住民と
業者が対立した大分県由布市では26年、指定地域で大規模な事業を行わない
よう求める条例を施行。富士山を抱える静岡県富士宮市でも同様の条例が制定されている。

URLリンク(www.sankei.com)

※3ページ目はリンク先へ

兵庫県多可町で持ち上がった太陽光発電計画。パネルに囲まれる予定だった民家の住民らに対し、不動産業者が「同意書」に捺印するよう迫った。法規制の対象外のため摩擦が起きるケースは相次いでおり、条例で規制する自治体も出ている
URLリンク(www.sankei.com)
国内の太陽光パネルの出荷量推移。大幅な伸びを見せた平成24~27年ごろと軌を一にして、全国で住民トラブルが多発したという
URLリンク(www.sankei.com)


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