17/04/30 12:42:04.30
2017.4.29 22:56
★【北朝鮮情勢】「米は朝鮮半島から手を引け」 首脳会議でドゥテルテ比大統領
フィリピンの首都マニラで２９日開かれた東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）
首脳会議で、議長を務める同国のドゥテルテ大統領が「米国は朝鮮半島から
手を引くべきだ」と発言した。ＡＳＥＡＮ外交筋が明らかにした。
ドゥテルテ氏はこれまでも反米姿勢を繰り返し示しているが、
トランプ米政権が空母を派遣、北朝鮮を巡る緊張が高まっている時期だけに、
発言は波紋を呼びそうだ。
同筋によると、ドゥテルテ氏は金正恩朝鮮労働党委員長を念頭に
「北朝鮮のあの男を止めるのは中国に任せるべきだ。核戦争に勝者はいない。
（派遣された）米国の軍艦は恐怖を呼んでいるだけだ」などとも述べた。（共同）
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ＡＳＥＡＮ
★首脳会議、南シナ海開発に懸念表明も、議長国の親中路線を反映し、中国に配慮
2017.4.30 まにら新聞
東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）首脳会議が29日、首都圏パサイ市の国際会議場
（ＰＩＣＣ）で開かれ、フィリピン、中国などが領有権を争う南シナ海での新規開発を
規制する「行動規範」の年内制定を目指すため、協力していくことを確認した。
北朝鮮による核・ミサイル開発をめぐる朝鮮半島の緊張激化についても各国から
強い懸念の声が上がり、共同声明にも反映。比、インドネシア、マレーシアの
国境をまたぐスルー海でのイスラム過激派による海賊行為や、近年多発する
国際テロへの対策についても協議した。
首脳会議では、南シナ海の南沙諸島の環礁で、中国が軍事化を進めていること
について懸念が表明されたが、声明では中国に配慮する方向で調整。行動規範
については今年半ばまでの枠組み策定を踏まえ、年内にも行動規範の制定を
目指す行程を確認した。
ドゥテルテ大統領は会議冒頭で「（ＡＳＥＡＮは）価値のある関係だが、
互いの自立と平等な主権を尊重することで、より強固になり、価値が高まる」
と述べ、自主外交の必要性を訴えた。
【解説】東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）首脳会議は、南シナ海南沙諸島での
開発に強い懸念を表明したが、具体的な名指しは避け、中国の領有権主張に根拠
がないとした昨年７月の仲裁判断にも触れることはなかった。議長国フィリピンの
ドゥテルテ大統領が進める親中路線を反映し、中国に配慮した形だ。
アキノ前政権では、ＡＳＥＡＮ域内で足並みをそろえ、多国間で中国に対抗する
方針を貫いていた。そのため、これまでの首脳会議では、同様に領有権問題を
抱えるベトナムなどが比側に立ち、親中派の筆頭であるカンボジアが比の主張に
断固反対する構図だった。
経済面でも、中国はＡＳＥＡＮ各国に多額の支援を表明し、中国主導の
アジアインフラ投資銀行（ＡＩＩＢ）を設立するなど、アジアでの存在感を
強めている。貿易でも重要な取引先である中国に対して、ＡＳＥＡＮ諸国
としては強く出られないのが現状だ。（抜粋、全文はリンク先へ）
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