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★「少女像」横に「徴用工像」設置計画 在韓大使館近くに
ソウル=東岡徹2017年4月27日22時48分
ソウル中心部にある在韓国日本大使館の近くに、日本の植民地支配下にあった
朝鮮半島から徴用された労働者の像を設置する計画があることが27日、明らかになった。
韓国の市民団体が、すでにある慰安婦を象徴する「少女像」の横に建てることを目指している。
実際に設置されれば、日韓の外交問題に発展しそうだ。
市民団体は28日に記者会見し、正式に発表する。今年8月15日の設置を目指しているという。
市民団体は、徴用工は奴隷のように扱われ、日本政府は謝罪も補償もしていないと主張。こ
うした考えに基づいて問題を提起するために設置するという。
朝鮮半島出身の徴用工に関する賠償をめぐっては、日本政府だけではなく、
韓国政府も、1965年の日韓請求権協定で解決されたと確認している。
一方、日本大使館近くの「少女像」をめぐっては、外交関係に関するウィーン条約で
規定する「公館の威厳の侵害」に関わるとして、日本政府は移転を要求してきた。
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