【政治】「北朝鮮ミサイル、防衛できるのかイエスかノーで答えよ」 あきれるほど心許ない国会の弾道ミサイル防衛論議 [04/27]at NEWSPLUS
【政治】「北朝鮮ミサイル、防衛できるのかイエスかノーで答えよ」 あきれるほど心許ない国会の弾道ミサイル防衛論議 [04/27] - 暇つぶし2ch1:◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★
17/04/27 13:06:12.32
★あきれるほど心許ない国会の弾道ミサイル防衛論議
「迎撃は可能」とは言えない日本のミサイル防衛の現状
2017.4.27(木) 北村 淳

■「イエスかノーか」を聞くレベルの低さ

北朝鮮による対日弾道ミサイル攻撃は50発なのか、はたまた100発に達するのか? 
アメリカ軍関係者などの間などでは、様々な可能性を前提とした議論がなされている。

だが、報復攻撃を受けるかもしれない危険な状況が迫りつつある日本で、それも国会で、
「北朝鮮からミサイルが飛んできた場合、本当に撃ち落とすことが可能なのか、
イエスかノーで答えて下さい」などという質問がなされているのは噴飯ものと言うしかない。

そもそもこの質問者は、北朝鮮による対日報復攻撃がこれまで繰り返されている試射とは
全く違う戦闘行為であるとの認識があるのだろうか? また、報復攻撃には50発あるいは
100発といった大量の弾道ミサイルが連射されるという認識があるのだろうか? 
また、弾道ミサイル防衛という極めてトリッキーな防空戦闘に「イエスかノーか」で
答えられる道理がない。単に稲田大臣に対する嫌がらせをしているのか、
あるいは弾道ミサイル防衛を「イエスかノーか」で答えられる程度にしか考えていないのかもしれない。

URLリンク(jbpress.ismedia.jp)

このような愚劣な質問に対して「可能です」と答えてしまった稲田大臣も迂闊と言える
(ただし、筆者が耳にしているのは冒頭の報道のみなので、実際の答弁はこのように単純な
ものではなかったのかもしれない)。北朝鮮が発射する弾道ミサイルの数量に応じて迎撃
可能性を論じなければならないのである以上、稲田大臣は「『イエスかノーか』で答えられる
ような単純な問題ではない」と突っぱねるべきであった。

そして、大臣はテクニカルな詳細まで熟知していなくとも問題ではないのだから
(もちろん知っているに越したことはないが)、迎撃シミュレーションに関しては防衛省自衛隊の
ミサイル防衛担当者に説明させれば良かったのだ。

■2段構えとは言えない日本の弾道ミサイル防衛

質問者がおそらくはイメージしていたように、北朝鮮による対日攻撃が1~2発程度であった
場合には、大臣答弁のように「迎撃可能」でも間違いとは言えない。ただし、この場合も条件がある。

すなわち、北朝鮮が弾道ミサイルを発射した時点で、男鹿半島沖、隠岐の島沖、
五島沖の3地点にイージス弾道ミサイル防衛システム(BMD)を搭載した海自駆逐艦が
スタンバイしていた場合には、95%に近い確率で打ち落とすことが期待できる
(下の地図を参照:最大射程距離1200キロメートルというカタログデータに則れば1隻
配備態勢でも打ち落とせる可能性はあることになるが、射程距離500キロメートルという
実戦的配備を考えると3隻態勢が必要)。

URLリンク(jbpress.ismedia.jp)
北朝鮮の弾道ミサイルに対する理想的なイージスBMD艦の配置イメージ

この条件に加えて、もしも北朝鮮の攻撃目標地点から20キロメートル以内に空自PAC-3
防空ミサイルが展開していた場合には、それら1~2発の弾道ミサイルはほぼ間違いなく撃墜することが可能だ。

URLリンク(jbpress.ismedia.jp)

このような期待は、4発までは可能だ。しかし、5発以上になると迎撃確率は減少し、
(現在のところ)9発以上になると、イージスBMD駆逐艦の防衛網は突破されることになる。

北朝鮮の攻撃目標地点から20キロメートル以内にPAC-3がスタンバイしていれば、
海自の防衛網を突破した数発の弾道ミサイルを撃墜することは期待できる。
ところが、北朝鮮(あるいは、日本に弾道ミサイルを撃ち込もうとする敵勢力)は、
PAC-3が待ち構えている周辺20キロメートルを攻撃目標にはするとは限らない。
北朝鮮から発射された弾道ミサイルは7~10分で日本領内に到達するため、
発射を探知し捕捉(通常3分程度)してからPAC-3を移動させることなど、もちろん不可能である。

(以下リンク先で読んでください)
URLリンク(jbpress.ismedia.jp)


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