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★「朝鮮人虐殺」含む災害教訓報告書、内閣府HPから削除
山本孝興2017年4月19日05時03分
江戸時代以降の災害の教訓を将来に伝えるため、政府の中央防災会議の専門調査会が
まとめた報告書を、内閣府がホームページから削除していることがわかった。
一部に関東大震災時の「朝鮮人虐殺」についての記述が含まれており、
担当者は「内容的に批判の声が多く、掲載から7年も経つので載せない決定をした」と説明している。
削除されているのは、同会議の「災害教訓の継承に関する専門調査会」
(2003~10年度)が作った報告書。過去の大災害について、被害や政府の対応、
国民生活への影響などを整理し、教訓をまとめている。
09年に作成した関東大震災についての報告書の第2編では、「殺傷事件の発生」
(計15ページ)として朝鮮人虐殺を扱っている。内閣府によると、この内容について
「なぜこんな内容が載っているんだ」との苦情が多く、4月以降のホームページの改修に合わせ、
安政の大地震や雲仙普賢岳噴火などを含め、すべての報告書の掲載を取りやめることにしたという。
「担当部局内での判断」だとし、順次削除を進めている。掲載していた資料は今後も保管され、
希望者にはメールでの配布を検討するとしている。
(以下リンク先で読んでください)
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