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2017.4.17 10:30
★【北ミサイル】安倍晋三首相「北への圧力必要」 難民流出対応も想定
安倍晋三首相は17日午前の衆院決算行政監視委員会で、北朝鮮による16日の
弾道ミサイル発射を受け、「北朝鮮が真剣に対話に応じるよう圧力をかけて
いくことが必要だ」と述べた。
朝鮮半島有事の際に予想される難民流出への対処にも言及し「上陸手続き、
収容施設の設置および運営、(日本政府が)庇護(ひご)すべき者にあたる
かのスクリーニング(ふるい分け)といった対応を想定している」と答弁した。
首相は、北朝鮮の軍事パレードでの弾道ミサイル公開や16日の発射を踏まえ、
「北朝鮮は軍事力を誇示しているが、外交努力を通じて平和を守ることが重要だ」
と強調。その上で「同時に、『対話のための対話』では意味がない。
トランプ米政権はこれまでの『戦略的忍耐』という考え方はとらないことを
明らかにしている。全ての選択肢がテーブルの上にあるという考え方に立って
問題に対処しようとしていることは、わが国として評価している」と説明した。
さらに、「米国や韓国と緊密に連携しつつ、中国に対し、さらに大きな役割を
果たすよう働きかけていく」とも語った。
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