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★砂川５人死傷事故、二審も懲役２３年 札幌高裁「共謀が成立」
04/14 12:31、04/14 14:58 更新
砂川市の国道で２０１５年６月に一家５人が死傷した事故で、
自動車運転処罰法違反（危険運転致死傷）などの罪に問われ、
一審札幌地裁の裁判員裁判で求刑通り懲役２３年の判決を受けた
空知管内上砂川町、無職谷越隆司（たにこしりゅうじ）（２８）、住所不定、
無職古味（こみ）竜一（２８）両被告の控訴審初公判が１４日、札幌高裁であった。
公判は即日結審し、高橋徹裁判長は両被告の共謀による危険運転致死傷罪の
成立などを認めた一審判決を支持し、両被告の控訴を棄却した。
判決で、高橋裁判長は「両被告は自動車で競争する意思の下に、
事故現場の交差点が近づいても互いに停止する状況にないことを知りながら
高速で交差点に進入した」と指摘。交差点の赤信号を無視する意思を
「暗黙に相通じていた」とし、共謀を認めた。
懲役２３年は重すぎるとの両被告の主張も「まれに見る危険極まりない運転による事故で、
悪質さは類を見ないほど際立っている」と退けた。谷越被告は出廷したが、
古味被告は出廷しなかった。
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古味竜一被告（左）と谷越隆司被告（フェイスブックから）
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