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017年 04月 11日 14:07 JST 関連トピックス: トップニュース
★東芝、監査意見不表明で決算発表へ 東証が上場を判断=関係筋
[東京 11日 ロイター] - 関係筋によると、東芝(6502.T)は、監査意見不表明の
2016年4―12月期決算を午後に発表する。米原子力子会社だったウエスチングハウス
(WH)の過年度決算を巡り、監査法人と協議をしていたが、決着しなかった。
監査法人の承認が得られない決算を公表するのは極めて異例で、上場廃止の可能性が
高まっている。今後、東証が東芝の上場を維持させるかどうか判断する。
東芝は、決算発表の延期申請を見送り、監査法人の承認がない意見不表明の決算を含めた
四半期報告書を関東財務局に提出する予定だ。今後の焦点になるのは、同社の上場が維持されるかどうかだ。
上場廃止基準では、意見不表明の四半期報告書が出た場合、当該企業は特設注意市場銘柄
(特注)に指定され、内部管理体制の審査を受ける。
東芝は過去の不正会計問題で、すでに特注銘柄となっており、審査のプロセスに入っているため、
東証は今後、意見不表明に至った経緯などを調べ、上場廃止かどうかを判断する見通しだ。
関係筋によると、WHによる米破産法11条の適用申請を受け、監査を請け負っている
PwCあらた監査法人が2015年度にさかのぼって決算を精査する必要があるとの認識を示していた。
URLリンク(jp.reuters.com)
2017.4.11 17:45
★【東芝危機】東芝、監査意見なしで決算発表 28年4~12月期、5325億円の最終赤字
経営再建中の東芝は11日、平成28年4~12月期決算発表を監査法人の「適正意見」を
付けずに発表した。経営破綻した米原子力子会社ウェスチングハウス・エレクトリック
(WH)の内部統制や過去の決算をめぐり、監査法人と見解が対立し、同日の発表期限
までに監査法人から適正意見を得られなかった。
東芝の28年4~12月期の連結決算は、最終損益が5325億円の赤字(前年同期は
4794億円の赤字)となり、28年12月末に2256億円の債務超過に陥った。
29年3月期の最終損益は1兆100億円の赤字を見込む。
東芝はすでに決算発表を2度延期している。市場の不信感を高める3回目の延期を避けるため、
異例の措置に踏み切った。
東芝は、形の上では期限までに決算を公表したことになるが、監査法人から
「決算内容が適正」との意見を得られておらず、決算への信頼性は損なわれている。
このため、東京証券取引所の上場規則に抵触する恐れがある。
URLリンク(www.sankei.com)
東芝は11日午後6時45分からに綱川智社長が記者会見し、WHに対する監査法人の
調査状況などを説明する。
東芝では、米原発事業の巨額損失問題で、損失を実態より少なくするようWH幹部が部下に
圧力をかけていた疑いが浮上。内部統制の不備があったとされる期間について、監査法人側は
過去にさかのぼってWHの会計処理が適切だったか調査すべきだと指摘する一方、
東芝は過年度決算は適切に処理してきたと主張し、協議は平行線をたどっていた。
URLリンク(www.sankei.com)