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2017.4.11 12:00
★テレビ報道の「偏向」を突く 作家の百田尚樹氏が新しい代表に就いた「放送法遵守を求める視聴者の会」とはどのような団体か
放送法が規定する政治的公平性などの観点から、テレビ報道を検証する任意団体がある。
「放送法遵守(じゅんしゅ)を求める視聴者の会」だ。3月末には新しい代表に作家の
百田尚樹(ひゃくた・なおき)氏(61)が就任。文化人らが呼びかけて発足し、
趣旨への賛同者は80人にのぼるという「視聴者の会」とは、どのような団体か。
■保守派知識人で構成
7人の文化人を「呼びかけ人」として2015年11月に発足した。7人の顔ぶれは次の通り。
作曲家、すぎやまこういち氏△作家、百田尚樹氏△上智大名誉教授、渡部昇一氏
△イエローハット創業者、鍵山秀三郎氏△拓殖大学学事顧問、渡辺利夫氏
△カリフォルニア州法弁護士、ケント・ギルバート氏△経済評論家、上念司
△文芸評論家、小川榮太郎。
初代「呼びかけ人代表」のすぎやま氏(85)は、多忙などを理由に3月、
代表のバトンを百田氏に渡し、呼びかけ人をはずれた。
「われわれには、当初から安倍(晋三首相)応援団との揶揄(やゆ)が続きました」
事務局長を務める小川氏が言うが、80人いるという賛同者にも保守派の有識者らが目立つ。
URLリンク(www.sankei.com)
■テレビ報道の公平さを求める
そんな「視聴者の会」は、「テレビ報道における、放送法第4条が求めている放送の公平さや、
事実の正確な報道を訴える」(視聴者の会のホームページより)ために活動をしているという。
放送法は放送や放送事業者の規律に関して規定する法律で、4条は次のような内容になっている。
(1)公安および善良な風俗を害しないこと(2)政治的に公平であること(3)報道は事実をまげないですること
(4)意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。
しかし、百田氏は疑問を呈する。
「放送法では、賛否両論ある意見は同じだけ放送しようじゃないか、ということになっている。
しかし、現在のテレビ放送はそうなっているだろうか?」
「視聴者の会」は、検証活動の一環として、15年9月に成立した安全保障関連法について、
賛成意見と反対意見それぞれの放送時間を調べて公表したことがある。
対象はNHKと民放キー局の報道番組。ストップウオッチを使って集計した。
すると反対意見の放送時間が89%を占めた。当時の「報道ステーション」(テレビ朝日系)に
至っては95%だから、反対意見しか放送しなかったような状態だったという。
URLリンク(www.sankei.com)
百田氏は、この結果について「国民世論の実情とかけ離れた数字で、常軌を逸したバランス。
明らかに放送法違反です」と指摘する。
これに対して東大名誉教授の醍醐聡氏(70)は、「重要なのは賛否の振り分けではなく、
報道の質であり、メディアの権力監視機能を理解しない曲論だ」と反論する。
醍醐氏は、「視聴者の会」の主張に異論を唱える「放送メディアの自由と自律を考える
研究者有志」の1人。「有志」には、ほかに立教大教授の砂川浩慶氏、雑誌「放送レポート」
編集長の岩崎貞明氏がいる。
■是々非々で意見を表明
「視聴者の会」の最近の活動に、東京MXテレビが今年1月に放送した番組「ニュース女子」検証がある。
沖縄の米軍基地反対運動を扱った内容に批判が相次いだ番組だ。
「視聴者の会」は、基地反対運動の問題点や賛成派の意見などがほとんど紹介されない
テレビメディアにおける「沖縄報道の全体主義」に「一石を投じる試み」として番組に一定の
評価をする一方、反対派に対する否定的な印象を醸し出す編集手法の問題を指摘。
(以下リンク先で読んでください)
URLリンク(www.sankei.com)
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