17/04/10 12:48:51.13
★エジプト連続爆発、47人死亡 緊急事態宣言
2017/4/10 9:27
【カイロ=飛田雅則】エジプトで9日、キリスト教の一派、コプト教の教会で相次ぎ
爆発事件が発生した。カイロの北方にあるタンタと、地中海沿岸のアレクサンドリアの
教会で爆弾が爆発し、少なくとも44人の死者が出たもよう。過激派組織「イスラム国」
(IS)が犯行声明を出した。エジプトのシシ大統領は同日、3カ月の緊急事態宣言を発表した。
9日はキリスト教の祝日「聖枝祭」で、多くの信徒が教会で礼拝中だった。治安維持のため、
シシ大統領は緊急会合を招集、軍に全土で重要施設の警備を強化するように命じた。
シシ大統領の緊急事態宣言は議会承認などを経て実施され、令状なしでの逮捕や家宅捜索が可能となる。
コプト教徒は約9千万人のエジプトの人口の1割ほどを占める。最近では2016年12月にも
首都カイロでISの自爆テロが起きるなどコプト教徒の教会を狙った事件が多発している。
エジプトのシナイ半島では、IS系の過激派が軍や警察を襲撃しており、シシ政権は掃討作戦を
進めている。シシ大統領は先週の訪米で、トランプ大統領とIS掃討などテロとの戦いで連携を
確認した。今後、エジプト国内で過激派への取り締まり強化が予想される。
URLリンク(www.nikkei.com)
コプト教の教会に犠牲者の棺を運び入れる人々(9日、エジプト・タンタ)=ロイター
URLリンク(www.nikkei.com)