17/04/04 07:24:30.33
★日本は自給率が3割 輸入「冷凍鶏肉」の8割がブラジル産
2017年4月3日 日刊ゲンダイ
世界最大の牛肉と鶏肉の輸出国、ブラジルで食肉不正事件が発覚した。
食肉加工業者が、衛生基準を満たさない食肉や加工品を販売していたというのだ。
詳しい内容は捜査中だが、賞味期限切れの肉に発がん性のある化学物質を混ぜて
偽装していたという情報もある。事態を重く見た厚生労働省は、暫定処置として
鶏肉の輸入を一時的にストップ。ブラジル政府の報告を求めている。
日本では、鶏肉消費量の“ほぼ4分の1”がブラジル産だが、安全性は大丈夫なのか?
焼き鳥、空揚げ、フライドチキン……。親子丼もチキンカツも材料は鶏肉だ。
最新データでは1世帯当たりの年間購入量は約16キロ分になるという(総務省調べ)。
その消費動向は、1960年当時と比較すると、12倍に増加(牛肉は6倍、豚肉は12倍)した。
昼の弁当でも、外食ランチでも、鶏肉メニューは山ほどある。子供も揚げ物が大好き。
夜は夜で、サラリーマンで賑わう赤提灯や焼き鳥屋の繁盛ぶりを見れば、
日本人の“鶏肉好き”ぶりは、言わずもがなだろう。
URLリンク(www.nikkan-gendai.com)
さて、ブラジルの食肉不正問題である。実は、日本への影響は決して少なくない。
日本唐揚協会のやすひさてっぺい氏が心配顔で言う。
「空揚げにおいては、有名店は、ほぼ国産鶏肉を使っているので、まず問題ありません。
ですが、“とにかく安い”というのがウリの店ではコスト的にブラジル産を使っているはず。
空揚げの場合、高温でカラッと揚げると臭みが消え、素人では味の違いは分からないと思う。
価格が安い物を当分食べなければいいだけの話ですが、風評で空揚げブームに水を差す
ことになりはしないか気が気じゃありません」
■安い空揚げ、焼き鳥屋は可能性アリ
日本の鶏肉の自給率はここ数年67%前後で推移。33%を輸入に頼っている。
輸入には「冷凍鶏肉(カット品)」と串に刺した状態の焼き鳥など半加工の「調製品」があり、
半々の割合だという。この「カット品」の8割がブラジル産なのだ。
URLリンク(www.nikkan-gendai.com)
「鶏肉の調製品の大部分はタイ産です。また、一部のコンビニやファストフードで、
“100%国産”と銘打って空揚げやフライドチキンを売っている店も極めて影響は少ない。
消費者も安心していい。問題はそれ以外。例えばですが、驚くほど価格の安い焼き鳥屋、
外食で食べる空揚げ、格安のお弁当屋で使う揚げ物などは安心とは言えないと思います。
国産とうたっていればいいのですが、気になる方は店の人に直接、聞くしかない。
『どこ産の肉ですか?』と。法的には総菜や弁当屋のおかずの材料には、
原産地表示の義務がないので、消費者は自分で動くしかないのです」(ベテランの鶏肉卸業者)
ブラジル産の鶏肉の価格は、「輸出向けに大規模投資して生産体制をとっているため、
もも肉で国産の半額、むね肉で同8割程度」(前出の卸業者)だとか。
だから、地球の反対側から日本へ運んでも、コスト的には十分見合うのだ。
URLリンク(www.nikkan-gendai.com)