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2017.3.30 19:41
★水上バイク事故で禁錮刑 ブラジル人の女に岐阜地裁
岐阜県羽島市の木曽川で昨年６月、無免許運転の水上バイクをゴムボートにぶつけ、
男児２人を死なせ父親ら２人にけがを負わせたとして、重過失致死傷などの罪に
問われたブラジル国籍の派遣社員、モライス・マージョリ・マユミ被告（２８）に岐阜地裁
（鈴木芳胤裁判長）は３０日、禁錮２年、罰金１０万円（求刑禁錮３年６月、
罰金１０万円）の判決を言い渡した。
鈴木裁判長は判決理由で「客で混雑する中を未熟な技術で運転するのは危険だが、
楽しみを優先して事故を引き起こした。２人の幼い命が奪われた結果は重大」と指摘、
実刑が相当と判断した。弁護側は反省しているなどとして執行猶予付き判決を求めていた。
男児の父親（３６）は判決後「刑が軽すぎる」として検察に控訴を求める考えを示した。
判決によると、昨年６月１２日午後２時４５分ごろ、水上バイクの運転免許がなく
操作経験もほぼないのに木曽川で運転。誤って過剰にスロットルレバーを引いて加速し、
時速７０キロでゴムボートに衝突し、１０歳と３歳の男児２人を死なせ、父親ら２人にけがを負わせた。
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