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★<大阪市>ヘイトスピーチを初認定 デモや街宣など動画3件
毎日新聞 3/30(木) 20:08配信
大阪市は30日、特定の民族や人種への差別をあおるヘイトスピーチの抑止を
目的とした全国唯一の条例に基づき、市内でのデモ行進と街頭宣伝の様子を
動画サイトに投稿した計3件が、有識者の審査会からヘイトスピーチと認定された
と発表した。条例に基づくヘイト認定は初めて。審査会から答申を受けた吉村
洋文市長は同日、緊急対応としてプロバイダーに動画の削除を要請する方針を示した。
答申によると、認定されたのは、2013年に大阪市内であったデモ1件と
街宣活動2件を撮った動画を、投稿サイト「ニコニコ動画」で不特定多数が
視聴できる状態にした行為。いずれも投稿者の氏名や住所は特定できなかったが、
既にデモの動画は削除された。
答申によると、動画では差別的な意味で昆虫に例えたり、脅迫したりする発言
が繰り返されており、在日韓国人・朝鮮人を日本社会から排除する目的だったと認定。
動画公開は条例施行前だが、施行後も視聴できる状態だったため適用対象となった。
デモや街宣活動そのものは条例施行前で、適用の対象外。
市によると、審査会への諮問と審議は3段階。今回は第1段階で、市から諮問された
申し立て事案がヘイトスピーチに該当するか、国際法学者や弁護士ら5人でつくる
審査会が調査した。第2段階で、氏名公表などの措置を取るべきかや発表する
ヘイト発言の内容について審査。第3段階では実行した措置の内容を発表するか検討する。
今回の事案は投稿者の氏名が不詳のため、ハンドルネームの公表などが想定される。
条例は昨年7月1日に完全施行。今回の3件を含む計26件が審査にかかり、
表現の自由との兼ね合いなどから慎重に審査が続けられていた。条例では速やかに
被害拡大阻止を図る必要がある場合、審査会への諮問は事後で可とする条項があり、
これに基づき吉村市長は対応する方針を明らかにした。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)