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★デモ試みた「千人」拘束=「寄生税」に反発-ベラルーシ
【モスクワ時事】ベラルーシの首都ミンスクなどで25日、反政権デモを行おうとした
市民多数が警察に拘束された。人権団体「ビャスナ」のベリャツキ代表はAFP通信に対し、
拘束者は約1000人と語った。
ルカシェンコ政権が導入した、失業者に新税を強いる制度をめぐり2月から
反政権デモが続いており、緊張が高まっている。
当局は25日のデモを許可しなかったが、集まるデモ参加者を警察が次々拘束した。
独立系メディアの映像では、デモ封じ込めのために街頭に多数の機動隊が展開した。
拘束者は順次釈放されているが、各地の人権団体の事務所が捜索され、
外国人も含め関係者が拘束された。ビャスナは「機動隊が扉を破壊した。
(メンバーらは)床に顔を押し付けられ、動くなと命じられた」と暴力的な拘束を強く非難した。
ベラルーシは2015年4月の大統領布告に基づき、年間の労働日数が183日を
下回る国民に課税を始めた。これは「寄生者税」と呼ばれる。「生活保護の支給を
減らすのが狙い」(外交筋)だったが、経済的に結び付きの強い隣国ロシアの景気低迷の
影響を受け失業中のベラルーシ国民は少なくない。こうした人々の怒りに火を付けた。
(2017/03/26-07:35)
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