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2017.3.25 09:37
★【鳥インフル】宮城県が拡大防止に総力 初の家禽感染 知事「野鳥以外考えられぬ」
宮城県栗原市の養鶏場で死んだ鶏から高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出され、
同県は24日、飼育されている全22万羽の殺処分を開始した。県内で家禽(かきん)
への鳥インフルエンザウイルス感染が確認されたのは初めて。県は感染拡大防止のため
殺処分とともに周辺施設の検査や消毒などを進め、岩手、山形などの周辺各県も
対策本部を設置するなど対応に追われた。
この養鶏場では21~23日にかけて計96羽の鶏の死骸が見つかり、簡易検査を行った
7羽中6羽から鳥インフルエンザの陽性反応が出ていた。24日未明、遺伝子検査で
H5亜型の高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出された。
これを受け、県は午前2時40分、県庁と現地事務所に対策本部を設置。
現地に若生正博副知事や県職員、自衛隊など延べ833人を派遣し、
午前3時から殺処分を開始した。
県は殺処分と埋却作業を72時間以内(27日未明まで)に終わらせる方針で、
開始から13時間で約3万1千羽を処分した。併せて原因究明も進めているが、
村井嘉浩知事は「原因は不明だが、野鳥との接触以外には考えられない」との見方を示した。
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午前10時に開いた対策会議では、殺処分作業に使う資材や獣医師の追加派遣に
関する現地からの要望などを確認した。
埋め立て処分について、埋却場所は養鶏場の敷地内や3キロ離れた市有地など
2カ所を使用し、残り1カ所でも作業を進める予定。半径3キロには別の養鶏場が3カ所と、
今回の養鶏場と人などの往来がある農場が県内に2カ所ある。県のこれまでの立ち入り
検査で異常は確認されておらず、さらに詳しい遺伝子検査を進める方針という。
岩手県も対策本部を設置した。栗原市と県境を接する一関市の養鶏場5カ所が問題の
養鶏場から10キロ圏内にあり、感染拡大防止のため鶏や卵の搬出制限区域に設定された。
今のところ、異常は確認されていない。また、栗原市からの幹線道路に畜産関係車両の
消毒を行うポイントを設置した。
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