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★北朝鮮 弾道ミサイル発射の可能性 改めて示唆
3月21日 6時09分
北朝鮮外務省は20日夜、アメリカのティラーソン国務長官が対北朝鮮政策の
見直しをめぐって、武力行使も排除しない姿勢を示したことを非難する報道官の
談話を発表しました。
談話では、ティラーソン国務長官について、「われわれが、なぜ核武力強化へ
乗り出しているのか、その根源を知らない」と批判しました。そのうえで
、「企業家出身のアメリカ当局者らが、われわれを驚かそうと考えたなら、
それは通じないことを、まもなく知るだろう」として、トランプ政権を強くけん制しました。
そのうえで、19日、発表した、弾道ミサイルに使う新型の大出力エンジンの
燃焼実験に触れ、「世界は実験の成功が、いかなる意義を持つのか、
まもなく目にすることになる」と改めて主張し、新型エンジンを搭載した、
射程の長い弾道ミサイルの発射の可能性を示唆して、アメリカを威嚇しました。
キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長は、ことし元日の演説で、
ICBM=大陸間弾道ミサイルの発射実験を強行する可能性を示唆したほか、
先月には「人工衛星の打ち上げ」と称する事実上の長距離弾道ミサイルの発射を再び、
目指す姿勢を強調していて、関係国が警戒を強めています。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)