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★米韓合同訓練中に正恩氏「斬首作戦」決行されても驚かない 蓮舫氏は“ブーメランマスター”の一言で瞬殺
2017.03.18
北朝鮮は6日、弾道ミサイル4発を同時発射する実験を行い、うち3発が秋田県沖の
排他的経済水域(EEZ)内に落下した。朝鮮人民軍戦略軍は9日、この発射実験に
ついて「在日米軍基地を攻撃目標として行われたことを隠さない」との報道官談話を発表した。
マレーシアで先月13日、金正男(キム・ジョンナム)氏が暗殺された事件には猛毒の
神経剤VXガスが使われた。北朝鮮は化学兵器禁止条約(CWC)未署名国だ。
2009年1月に米大統領に就任したオバマ氏は、北朝鮮が非核化の意思を示さない
限り対話に応じない「戦略的忍耐」政策を取った。しかし、金正日(キム・ジョンイル)
総書記が11年12月に死亡し、息子の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長に
権力が移ると、兵器開発は加速し、状況は悪化した。「戦略的忍耐」政策は大失敗だった。
このコラムでも何度か書いたが、米国は「イチかバチかの国」である。私のような「普通の米国人」は、
何事にも失敗を恐れず挑戦すべきだと考えている。逆に、失敗を恐れて行動しない「不作為の罪」が、
米国人の感覚としては一番許せない。「普通の日本人」の感覚とは真逆かもしれない。
オバマ氏の弱気を見抜いた北朝鮮は、失敗を恐れずに核実験を繰り返し、
念願の核保有国になった。プラハ演説でノーベル平和賞を受賞したオバマ氏は
「平和的解決」のイデオロギーに縛られ、北朝鮮や南シナ海の問題で不作為の罪を犯した。
優しすぎる理想主義者に米大統領の任務は重すぎた。
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米主要メディアは選挙予想で自分たちに恥をかかせたドナルド・トランプ大統領を今もこき下ろすが、
彼は普通の米国人の感覚と、大統領としての現実的シビアさを併せ持つ人物である。
米国の役割も理解している。
従って、1日から始まった米韓合同野外機動訓練「フォールイーグル」の最中か終了後に、
正恩氏「斬首作戦」が決行されても私は驚かない。
作戦が実行されたら、難民発生などの悪影響を一番受けるのは韓国と日本だ。
難民に偽装した武装集団が入国を試みる可能性もある。日本への影響や対策を検討すべき
国会では、学校法人「森友学園」(大阪市)をめぐる問題で、野党が安倍晋三首相や
稲田朋美防衛相を責め立てている。
民進党の蓮舫代表は、事実と違った稲田氏の答弁について、「とてもではないが、
記憶違いで済まされるものではない」と言ったそうだ。ネット上では「ブーメランマスター」の
一言で瞬殺だった。
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