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2017.3.16 19:51
★高裁が強制退去取り消し…名古屋市の韓国籍40代女性 身寄りのない夫との生き別れ配慮
不法残留で強制退去を命じられた名古屋市に住む韓国籍の40代女性が、
国の処分取り消しを求めた訴訟の控訴審判決で、名古屋高裁(藤山雅行裁判長)は16日、
「結婚した日本人男性からドメスティックバイオレンス(DV)を受け離婚したが
日本語ができず在留期限を認識できなかった」と判断し処分を取り消した。
一審名古屋地裁は原告の請求を棄却していた。
藤山裁判長は判決理由で、女性は離婚後も韓国の親族に事情を打ち明けられず滞在を
続けてしまったと指摘。その後、再婚もしており「退去させれば他に身寄りのない
現在の夫との生き別れを強いることになり、著しく人道に反する」とした上で
「処分は不法残留の深刻な事情を無視しており、裁量権の逸脱で違法」と結論づけた。
二審判決によると、女性は男性と結婚し平成15年3月に来日したが、男性のDVが
原因で同年11月に離婚した。現在の夫と再婚後の26年1月に入管難民法違反
(不法残留)容疑で逮捕され、同8月に退去強制令書発付処分を受けていた。
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