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★沖縄平和運動センター議長 保釈また認められず
3月15日 20時35分
沖縄平和運動センターの議長、山城博治被告(64)は、去年8月、
アメリカ軍北部訓練場の近くでフェンスを設置しようとした沖縄防衛局の
職員の肩を揺さぶり打撲させたなどとして、傷害や公務執行妨害の罪
などに問われています。
山城議長は当時、北部訓練場のヘリコプター発着場の建設に反対する
活動をしていて、去年10月に逮捕されてから身柄の拘束がおよそ5か月間
続いています。保釈を求めましたが、那覇地方裁判所に退けられ、抗告していました。
これについて最高裁判所第2小法廷の鬼丸かおる裁判長は
「法律上、抗告できる場合にあたらない」として15日までに抗告を退ける決定を出し、
保釈を認めない判断が維持されました。保釈の申し立てが最高裁で退けられたのは
先月に続いて2度目です。
国際的な人権団体「アムネスティ・インターナショナル」は、ことし1月、
「身体の自由への侵害だ」としたうえで、「日本政府による基地反対運動の
抑圧とも指摘されていて、反対運動を萎縮させるおそれがある」と強い懸念を
示す声明を出しています。
山城議長の初公判は17日、那覇地方裁判所で開かれます。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)