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2017.3.12 10:24
★宮古島市議のフェイスブックが炎上 「米軍に訓練された自衛隊が来たら婦女暴行事件が起きる」
沖縄県の宮古島市議が自身のフェイスブックに「自衛隊員が来ると島で婦女暴行事件が起きる」
などと投稿し、炎上。「自衛隊全体を批判しているわけではない」と再度投稿し、謝罪したものの
「戦争のための軍隊という仕組みに対して(批判した)」との部分に再び批判が殺到、
市議は2つの投稿を削除した。
この市議は石嶺香織市議(36)。9日に1度目の投稿がされた。内容は「海兵隊からこのような
訓練を受けた陸上自衛隊が宮古島に来たら、米軍が来なくても絶対に婦女暴行事件が起こる。
軍隊とはそういうもの。沖縄本島で起こった数々の事件がそれを証明している」というもの。
石嶺市議は「宮古島に来る自衛隊は今までの自衛隊ではない。米軍の海兵隊から訓練を
受けた自衛隊なのだ」として、陸上自衛隊がカリフォルニアでの演習に参加した際の写真を添付。
さらに「私の娘を危険な目にあわせたくない。宮古島に暮らす女性たち、女の子たちも」と結んだ。
これに対し、「思想信条は自由だが、自衛官を強姦魔扱いは許されない」などと批判が殺到、
辞任を求める声まで上がった。
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石嶺市議は10日までに「3月9日夕方の投稿について」と題し、再度、釈明する文を掲載した。
「自衛隊全体を批判しているわけでも、個人を批判しているわけでもありません。
私が批判しているのは、自衛隊員個々の人格に対してではなく、戦争のための軍隊という
仕組みに対してです」「現在の自衛隊という組織が米軍と一体化して、専守防衛の枠を
外れつつあることに強い危機感を持っています。海兵隊は人を殺すことに対して感情を殺す
ように訓練されています」などとして、海兵隊に訓練を受けた陸上自衛隊が今後、
米海兵隊と同質のものになる可能性があります」などと投稿した。
この投稿に再び批判が殺到し、石嶺市議は2つの投稿を削除した。
石嶺市議のブログなどによると、昭和55年、福岡県生まれ。大阪外語大を中退し、
大阪の障害者施設に4年間勤務。
平成20年、宮古上布を学ぶため宮古島に移住。陸上自衛隊配備反対と、
地下水を守ることを公約に、今年1月の市議補選で初当選したばかり。
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