【一帯一路】「重機も作業員もすべて中国から…」南シナ海に戦略拠点続々 マレーシアで陸路も開発 スリランカ港湾整備は調印めど立たず [03/09]at NEWSPLUS
【一帯一路】「重機も作業員もすべて中国から…」南シナ海に戦略拠点続々 マレーシアで陸路も開発 スリランカ港湾整備は調印めど立たず [03/09] - 暇つぶし2ch1:◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★
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★【一帯一路】「重機も作業員もすべて中国から…」南シナ海に戦略拠点続々 マレーシアで陸路も開発 スリランカ港湾整備は調印めど立たず
産経ニュース / 2017年3月8日 21時29分

「重機に加え、作業員も全て中国から入ってきている」

港湾を運営するクアンタン・ポート・コンソーシアム(KPC)の担当者は、
「突貫工事」の裏事情を語った。

KPCは、中国企業が4割を出資する合弁会社。30億リンギット(約768億円)を投じ、
大型船舶も停泊できる水深18メートルの新埠頭を増設中だ。中国との貿易量増加で、
同港の年間貨物輸送量は5年前の4倍(約4千万トン)となり、限界に達していた。

2015年4月に始まった新埠頭建設事業のうち、最初の400メートル分は来年1~3月期
までに完成し、中国の製鉄所が独占使用する。港から車で15分の広大な土地には、
中国と合弁の工業団地(MCKIP)も建設中だ。

マレーシアの東海岸は開発が遅れていたが、最近、中国が積極的に開発に協力している。
相手国との「ウィンウィン(相互利益)」を掲げる中国の「一帯一路」の一環でもある。

ただ、その狙いは南シナ海におけるマレーシアとの領有権問題などを念頭に、
同国を懐柔することにあるとの見方も少なくない。

新埠頭建設事業で残りの1600メートル分は顧客が決まっておらず、
「日本や韓国企業にぜひ、利用してほしい」と語るKPCのカーディルCEO
(最高経営責任者)にも、深まる中国依存への警戒感がにじむ。

埠頭だけではなく、新たな鉄道計画も進んでいる。マレー半島の東海岸と西海岸の
全長620キロを結ぶもので、中国の李克強首相が昨年11月、訪中したナジブ首相に
協力を約束。550億リンギットの事業費が見込まれ、中国企業が建設する。

実現すれば、クアンタン港は、マレー半島を横断するその鉄道で、250キロ離れた
西海岸のクラン港につながる。同国最大のクラン港は、首都のクアラルンプールに近い
免税の自由港。クアンタン港も今年6月に自由港になる予定だ。両港がつながれば、
戦略的な「陸の運河」が出現する。

中国としても、米軍による封鎖リスクを抱えるマラッカ海峡を通らずに、
インド洋から南シナ海へ抜ける独自ルートを確立できる。

東南アジア研究所(シンガポール)のタン・シュー・ムン上級研究員は、
「中国にとって(マラッカ海峡を回避できる同鉄道計画の)意味合いは
地政学的に大きい」と指摘している。

スリランカ南部ハンバントタ港の権益を中国企業へ長期貸与する計画が、宙に浮いている。
現地で反対運動や訴訟が起きているためだ。スリランカ政府は1月初めの調印を目指していたが、
予定から2カ月近くたってもめどは立っていない。中国の「一帯一路」が壁に直面している形だ。

スリランカ政府は港の整備のため中国輸出入銀行からの高額の借り入れを抱えており、
年6・3%の金利の支払いにも窮している。このため、港を所管するスリランカ国営企業の
株式の80%を中国国有企業に99年間貸与することで昨年12月、中国側と基本合意。
港周辺では、中国企業に経済特区を整備させることも決まっており、一帯一路のモデル事業
とみられていた。

しかし、現地では、「中国に港の権益の大半を握られると失業するのでは」と懸念する
港湾労働者や、経済特区建設による土地買収に反発する市民が政府への抗議デモを展開した。

ロイター通信によれば、ラジャパクサ前大統領に近い議員が政府の長期貸与計画に異を唱え、
提訴する事態にもなっている。交渉筋は、計画の法的・政治的障害が取り除かれるまで、
中国からの投資は遅れると指摘。政府筋も「(長期貸与に関する)合意文書への署名日程は
何も決まっていない」と産経新聞に語った。

一方、駐スリランカ中国大使は「港だけ所有し、経済特区がないのなら、
港は何の役に立つのか」と不快感を示している。

URLリンク(news.infoseek.co.jp)


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