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★ベトナム人刺殺でタイ人3人逮捕 殺人容疑で ／銚子
千葉日報オンライン 3/2(木) 10:30配信
千葉県銚子市の路上で昨年12月25日未明、ベトナム人男性＝当時（21）＝が
刺殺された事件で、銚子署捜査本部は1日、共謀して男性を刃物で刺して殺害
したとして、殺人の疑いでいずれもタイ人の研修生の男3人を逮捕した。
捜査本部は「共犯事件」として3人の詳しい認否を明らかにしていないが、
うち1人は「自分が刺した」と供述しているという。
逮捕されたのは同市植松町、パーントーン・アーノン（24）、同市明神町、
ターウサー・チャートリー（32）、同市植松町、チナポン・シラウイット（36）の3容疑者。
逮捕容疑は共謀し昨年12月25日午前1時ごろ、同市清水町の路上で、
同市笠上町、水産加工関係アルバイト、グェン・ディン・リェンさん＝当時（21）＝の
背中を刃物で突き刺し、背部刺創による血気胸と出血などで死亡させて殺害した疑い。
捜査本部によると、3人は同市内の水産加工会社で技能実習生として働く同僚。
当時、パーントーン容疑者らのタイ人グループとベトナム人男女のグループが、
同市清水町の飲食店でそれぞれ別の飲み会を開いていたところ、トラブルとなった。
トラブルは一度落ち着いたが再びトラブルとなり、ベトナム人グループの友人から連絡を
受けたグェンさんは後から自宅を出て現場に駆け付けたとみられる。3人とグェンさんに面識はなかった。
グェンさんが刃物で刺された同市清水町の飲食店前の路上は、グェンさんが倒れていた
同市橋本町の現場から約140メートル離れていた。3人は刃物で刺して現場から立ち去り、
その後も通常通りに働くなどしていたという。
捜査本部は1月28日、同店でのトラブルで、持っていた刃物で共同して脅したとして、
暴力行為法違反の疑いで3容疑者を逮捕（2月17日起訴）。
3人や関係者らの供述などから、殺人容疑を特定した。
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