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★シリア化学兵器使用、中ロが制裁案に拒否権 国連安保理
2017年03月01日 05:35 発信地:国連本部/米国
【3月1日 AFP】国連安全保障理事会(UN Security Council)は2月28日、
化学兵器の使用をめぐりシリアに制裁を科す決議案について採決したが、
ロシアと中国が拒否権を発動し、同案は否決された。
英仏米が起草したこの制裁決議案には9か国が賛成したが、中ロに加えボリビアの
3か国が反対し、カザフスタン、エチオピア、エジプトの3か国が棄権した。
シリア最大の軍事同盟国であるロシアが、シリア政府を守るため拒否権を
行使したのはこれが7回目。
国連が主導した調査では昨年10月、2014~15年にシリア空軍のヘリコプターが
反体制派支配下の3村に対して塩素入りのたる爆弾を投下したとの結論が出されていた。
ジュネーブ(Geneva)では現在、6年近くに及ぶ内戦を終結させるための
和平協議が行われているが、進展の兆しはない。
URLリンク(www.afpbb.com)