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★生活保護費詐取の疑い 家賃水増し請求で 千葉中央署、不動産業男逮捕
2017年2月23日 10:29
経営する不動産会社の客に家賃を水増しして伝えた上、生活保護費を申請させて支払わせ、
同費約６５万円をだまし取ったとして、千葉中央署は２２日、詐欺（生活保護費不正受給）
の疑いで、千葉市緑区おゆみ野中央８、不動産会社社長、中村清容疑者（６２）を逮捕した。
逮捕容疑は２０１０年３月、５０代の客の男性に家賃２万５千円のアパートを４万５千円と
偽って紹介。男性に生活保護を申請するよう指示して同市へ虚偽の賃貸契約書を提出させ、
１０年３月～１２年７月までの間、３１回にわたり、家賃や更新料名目で同費約６４万
７千円を詐取した疑い。
同署によると、アパートは中村容疑者の会社が管理する物件。男性が同費で支払っていた
家賃のうち、正規の家賃をアパートの大家に渡し、残りを詐取していた。
不審に思った大家が同市に相談し発覚した。
中村容疑者は容疑を認め、「大家、男性、自分のみんなに利益があるので、良いと思った」と供述。
金は全額返済済みで、同署は男性が水増しを認識していた可能性もあるとみて、詳しく調べている。
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