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★トランプ大統領、カナダ首相と会談 入国禁止令を擁護
2017.02.14 Tue posted at 09:38 JST
ワシントン(CNN) トランプ米大統領は13日、米国を訪れたカナダのトルドー首相と
ホワイトハウスで会談した。会談後の共同記者会見で、イスラム圏からの渡航者や
難民の入国を禁止した大統領令の正当性を改めて訴えた。
トランプ氏は大統領令について「常識的」な措置だと述べ、「米国に入国するべきで
ない人々を入れてはいけない。現政権の下でそんなことはさせない」と主張した。
これに対してトルドー氏は、カナダが何万人ものシリア難民を受け入れていることに
言及し、この問題ではトランプ氏と根本的に異なる姿勢を示したものの、
訪問先の国に対して「説教」をする立場にはないと述べるにとどまった。
トランプ氏は自身の移民政策について、「自分がやると言ったことを実行しているまでだ」と説明した。
両首脳は互いへの批判を控え、通商分野などでの共通点に注目。
今後も両国間の関係強化を望むとの姿勢で一致した。
トランプ氏はカナダ、メキシコとの北米自由貿易協定(NAFTA)を見直すと表明しているが、
会談ではカナダとの「非常に良好」な通商関係を強調。対メキシコ関係と比較すれば
「はるかに厳しくない状況だ」と明言した。
トランプ氏は就任後、英国、日本の両首相と相次いで会談。3人目となったトルドー首相に
続き、15日にはイスラエルのネタニヤフ首相と会談することになっている。
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