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★佐賀県内の外国人労働者、2年間で43人失踪
技能実習生ら、高収入求め
2017年02月11日 10時55分
佐賀県内の企業などで働く外国人労働者のうち、2015、16年の2年間に
少なくとも43人が失踪していたことが、佐賀県警などへの取材で分かった。
中国やベトナムから来日した技能実習生らで、より高い収入を求めて
実習先企業からいなくなり、別の場所で働いたり、犯罪に巻き込まれたり
するケースも出ている。
失踪者数は雇用主らから県警に届け出があった分だけで、届けていないケースや、
それ以前の事例も含めれば実数はさらに膨らむとみられる。
失踪の届け出があった外国人労働者は15年が14人、16年は29人。
ベトナム人や中国人らで、具体的な内訳や在留資格、別の国籍の失踪者が
いるかどうかは「不明」としている。
佐賀労働局によると、県内の外国人労働者数は昨年10月末で4003人。
製造業を中心に597社で働いており、労働者数、事業所数ともに過去最高になった。
外国人技能実習生は1659人で4割を占め、アルバイトの留学生も1382人に上る。
技能実習生を傘下の企業に派遣しているのが、協同組合などの管理団体。
厚生労働省によると、県内に16団体あり、千人以上の派遣実績がある
管理団体では昨年までに中国人十数人が失踪したという。
担当者は「これまでに見つかったのは2人。残りは今も行方が分からない」と明かす。
(中略)
法務省によると、15年に国内で強制退去処分となった外国人は1万2272人。
うち約8千人が農業や建設現場などで不法就労していた。
就労場所は茨城県が最も多く、県内は1件もなかった。
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