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★ピコ太郎を知らなかった「共産党」委員長…求心力の低下
エリート意識と庶民感覚。似ても似つかぬこの二つを両立させているのが政治家だとしたら、
日本共産党の志位和夫委員長(62)は半人前ということか。なにしろ“アッポーペン”
のごとく合体させることができないのだから……。
共産党関係者の話。
「実は党内でピコ太郎がちょっとした話題になっています。というのも、紅白歌合戦の前に突然、
志位さんが党幹部に“ピコ太郎って知らないけど、どういう人?”と聞いてきたのです。
さすがに、周囲も“テレビもユーチューブも見ないのか”と呆れていました。
動画を見て“全然面白くないねえ”とも言っていたそうです。
昨年11月には赤旗日曜版で特集もしているのですが」
国民的人気者も形無し。実は志位氏、とても高尚な趣味をお持ちなのだ。
「クラシック音楽、モーツァルトやショパンなどがお好きで、高校時代には本気で作曲家を
目指したこともあるのだとか。奥さんとのピアノの連弾が得意。住んでいる船橋の団地では
2部屋所有していて、そのうち一つはピアノ用です。もっと親しみやすい趣味を持たないと
人気も上がらないと、党幹部は頭を悩ませているのです」(同)
共産党の元政策委員長、筆坂秀世氏はこう分析する。
「かつて、委員長は絶対的存在で、揶揄されることなど党内でもなかった。
こうした話が出てくること自体、委員長の求心力の低下を意味しています。
彼は宮本顕治のようなカリスマ性も、不破哲三のような理論も持ち合わせてない。
さらに、東大卒の共産党エリートですから、市民目線ともほど遠い人ですよ」
週刊新潮2017年1月19日号 掲載
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